【2026年最新版】自動運転関連の日本株おすすめ10社|高精度地図・車載半導体・AIソフトまでテーマ株の選び方とリスクを徹底解説

【2026年最新】自動運転関連の日本株おすすめ10社

「自動運転」は、自動車産業のなかでも最も注目を集めるテクノロジーの一つです。日米欧の大手自動車メーカーに加え、IT・電機・素材まで業界の垣根を越えた企業が参入し、関連する日本株(テーマ株)は数多く存在します。この記事では、株探の自動運転テーマ構成銘柄をもとに、サプライチェーン全体をカバーするおすすめ10社を厳選して紹介します。

本記事の株価データについて
株価・指標は2026年4月1日~6月20日時点)を参照しています。株価は常に変動します。投資判断の際は必ず最新の株価・業績をご確認ください。

目次

自動運転関連株とは?まず押さえる基礎知識

自動運転関連株とは、自動運転車の実現に必要な技術・製品・サービスを手がける企業の株式を指します。一台の自動運転車は、地図・センサー・半導体・ソフトウェア・通信など、多くの要素技術の組み合わせで成り立っており、関連する企業の裾野はとても広いのが特徴です。

自動運転の「レベル0〜5」とは

自動運転は自動化の度合いによって「レベル0〜5」に分類されます。レベル0は運転支援なし、レベル1〜2は運転支援、レベル3は条件付き自動運転、そしてレベル4以上で特定条件下またはすべての状況での「完全自動運転」が達成されます。レベルが上がるほど、高精度地図や高度な認識・制御技術への要求が高まります。

2030年に20兆円規模へ拡大する自動運転市場

政府は成長戦略に自動運転を掲げ、全国各地での無人自動運転移動サービスやトラック物流、高速道路での自家用車のレベル4走行などの実現を目指しています。普及には法整備の後押しが不可欠ですが、将来的に20兆円規模のメガマーケットが生まれるとの試算もあり、各国・各社の開発競争が加速しています。

自動運転に関わる主な5分野

投資対象を考えるうえで、自動運転を支える技術は次の5分野に整理すると分かりやすくなります。各層に異なる強みを持つ企業が存在し、分散投資の観点でも参考になります。

POINT  自動運転を支える5つの分野
① 高精度地図:車の正確な位置と周辺環境を把握する3次元地図
② 半導体・センサー:カメラ・LiDAR・SoCなど「目」と「演算」
③ 認識・制御ソフト(AI):状況判断と運転操作を担う「頭脳」
④ 通信・映像伝送:遠隔監視・遠隔運転を支えるネットワーク
⑤ モビリティサービス:自動運転タクシーなど社会実装の出口

自動運転関連の日本株おすすめ10社【2026年最新版】

ここからは、自動運転テーマの構成銘柄から、関連分野のバランスを意識して選んだおすすめ10社を紹介します。まずは一覧表で全体像をつかみ、続いて各社の特徴を見ていきましょう。

銘柄(コード)市場株価PERPBR配当利回り主な関連分野
ダイナミックマッププラットフォーム(336A)グロース約637円2.32高精度3次元地図(HDマップ)
システナ(2317)プライム約422円14.64.093.08%車載ソフト・ADAS開発
マクニカホールディングス(3132)プライム約2,405円15.91.602.91%半導体商社・自動運転ソリューション
ディー・エヌ・エー(2432)プライム約2,517円1.122.62%自動運転モビリティサービス
アイサンテクノロジー(4667)スタンダード約1,768円24.41.491.98%高精度3次元地図・MMS(自動運転実証)
モルフォ(3653)グロース約641円48.11.04AI画像処理
デジタルメディアプロフェッショナル(3652)グロース約2,058円2.02画像処理プロセッサ・AI半導体IP
ソリトンシステムズ(3040)プライム約1,733円13.72.433.46%リアルタイム映像伝送・セキュリティ
コア(2359)プライム約2,271円13.11.642.64%車載組込み・通信システム開発
旭化成(3407)プライム約1,590円14.91.082.51%車載材料・センサー(総合化学)

※ 株価・指標は2026年6月時点のものでリアルタイムで変動します。「-」はデータなし。市場略称:プライム=東証プライム、グロース=東証グロース。
※株価はYahoo!ファイナンスに遷移します

ダイナミックマッププラットフォーム(336A)|高精度3次元地図(HDマップ)

東証グロース

株価前日比PERPBR配当利回り
約822円+31(+5.12%)2.32

自動運転の「目」となる高精度3次元地図(HDマップ)を手がける専業企業です。トヨタ自動車や日産自動車、ホンダ、三菱電機、パイオニアなど自動車・電機大手が共同出資して発足した経緯があり、産業横断のインフラ企業として自動運転テーマの中核に位置づけられます。

注目ポイント:レベル3以上の自動運転に不可欠なHDマップの国内標準的な担い手。搭載車種の拡大が業績ドライバーですが、先行投資負担で損益は赤字基調のため、収益化の進捗が注目点です。

システナ(2317)|車載ソフト・ADAS開発

東証プライム

株価前日比PERPBR配当利回り
約395円+9(+2.18%)14.64.093.08%

独立系のシステム開発会社で、車載組込みソフトや先進運転支援システム(ADAS)の開発を幅広く受託しています。プライム市場の中堅IT企業として安定した収益基盤を持ち、自動車のソフトウェア化(SDV)の流れを取り込む立ち位置にあります。

注目ポイント:自動運転の「頭脳」を支えるソフト開発が主戦場。配当利回りも3%台と、テーマ性と株主還元のバランスが取れた一社です。

マクニカホールディング(3132)|半導体商社・自動運転ソリューション

東証プライム

株価前日比PERPBR配当利回り
約3,400円+94.5(+4.09%)15.91.602.91%

半導体・電子部品の専門商社として国内最大級の規模を持ち、自動運転向けのセンサーや高性能SoC、AIソリューションの提案にも力を入れています。技術商社として自動運転スタートアップとの連携実績も豊富です。

注目ポイント:自動運転に必要な半導体・センサーを束ねる「目利き」役。本業の半導体需要に業績が左右される点には留意が必要です。

ディー・エヌ・エー(2432)|自動運転モビリティサービス

東証プライム

株価前日比PERPBR配当利回り
約2,433円+81.0(+3.33%)1.122.62%

ゲームやライブストリーミングを主力とする一方、AIを活用したモビリティ事業を展開し、自動運転タクシーや次世代交通サービスの実証に取り組んできた実績があります。サービス提供側からテーマに関わる銘柄です。

注目ポイント:車両やセンサーではなく「移動サービス」側からの参入。本業の収益変動が大きく、自動運転は中長期の選択肢の一つという位置づけです。

アインテクノロジー(4667)|高精度3次元地図・MMS(自動運転実証)

東証スタンダード

株価前日比PERPBR配当利回り
約1,768円-17(-0.95%)24.41.491.98%

測量・土木設計向けソフトを主力としつつ、モビリティ分野で自動運転用の高精度3次元地図やMMS(モービルマッピングシステム)を展開する企業です。全国各地の自動運転実証実験に数多く関与してきた実績があり、自動運転テーマの代表的な専業銘柄として知られています。

注目ポイント:自動運転の社会実装が進むほど追い風となる地図・実証のスペシャリスト。安定した公共事業が収益を支え、モビリティ・DX事業は先行投資の段階という構図です。

モルフォ(3653)|AI画像処理

東証グロース

株価前日比PERPBR配当利回り
約578円+28(+4.57%)48.11.04

画像処理AIのパイオニアで、車載カメラの映像認識やノイズ低減などの技術を持ちます。デンソーをはじめ自動車関連企業との協業実績があり、自動運転の「認識」分野を担う技術系企業です。

注目ポイント:カメラ画像の認識技術は自動運転の根幹。一方でPERが高めで、業績の振れが株価に響きやすい点に注意が必要です。

デジタルメディアプロフェッショナル(3652)|画像処理プロセッサ・AI半導体IP

東証グロース

株価前日比PERPBR配当利回り
約2,890円+40(+1.98%)2.02

画像処理プロセッサやAIアクセラレータのIP(設計資産)を開発する企業です。エッジAIや車載向けの省電力・高性能な画像処理ニーズに対応し、自動運転の演算基盤を支える独自技術を持っています。

注目ポイント:半導体IPという「縁の下」を担う専業企業。研究開発先行で損益が読みにくいため、ライセンス・採用実績の積み上がりが鍵です。

ソリトンシステムズ(3040)|リアルタイム映像伝送・セキュリティ

東証プライム

株価前日比PERPBR配当利回り
約1,974円+79(+4.78%)13.72.433.46%

ITセキュリティを主力としつつ、低遅延のリアルタイム映像伝送技術を持ちます。遠隔監視・遠隔運転(テレオペレーション)など、無人運転を補完する通信領域から自動運転テーマに関わります。

注目ポイント:遠隔運転を支える映像伝送は自動運転の社会実装に不可欠。本業はセキュリティで、安定収益と配当が魅力です。

コア(2359)|車載組込み・通信システム開発

東証プライム

株価前日比PERPBR配当利回り
約2,030円+28(+1.25%)13.11.642.64%

独立系のソフトウェア開発会社で、車載組込みや通信系システムの開発に長年の実績を持ちます。自動車の電子化・ソフト化を支える堅実なエンジニアリング企業です。

注目ポイント:派手さは少ないものの、低PER・安定配当でテーマ株のなかでは値ごろ感のある一社です。

旭化成(3407)|車載材料・センサー(総合化学)

東証プライム

株価前日比PERPBR配当利回り
約1,819円+81.5(+5.40%)14.91.082.51%

総合化学大手で、車載リチウムイオン電池用セパレータや車載センサー、樹脂部材などを幅広く供給しています。EV・自動運転車の普及で需要が伸びる素材・部材を多数手がける大型ディフェンシブ銘柄です。

注目ポイント:素材・センサーという裾野から自動運転・EV化の恩恵を受ける大型株。事業が多角化しており、テーマ寄与度は相対的にマイルドです。

自動運転関連株の選び方・投資のポイント

テーマ株は値動きが大きくなりやすいため、雰囲気だけで飛びつくと高値づかみになりがちです。次の3つの視点を押さえて、自分に合う銘柄を選びましょう。

「本業への寄与度」で見極める

同じ自動運転関連でも、専業企業と、多角化した大手では意味合いが異なります。自動運転事業が会社全体の売上・利益にどの程度貢献しているかを確認すると、テーマの追い風が業績にどれだけ反映されるかを見極めやすくなります。

業績と財務の健全性をチェックする

成長期待の高いテーマ株のなかには、先行投資がかさんで赤字が続く企業もあります。売上の伸び、営業損益、自己資本比率などを確認し、成長と財務の健全性のバランスを見ておくことが大切です。

短期の値動きに振り回されない

テーマ株はニュースや材料で急騰・急落しやすい性質があります。一度に資金を投じるのではなく、複数の分野・銘柄に分けて中長期で保有する姿勢が、リスクを抑える基本となります。

投資前のセルフチェック
この会社の自動運転事業は、利益にどれくらい貢献している?業績は伸びている?財務は健全?今の株価は、期待が先行しすぎていないか?

自動運転関連株の注意点・リスク

テーマ性による株価変動の大きさ

自動運転は将来性が高く評価される一方、期待が株価に織り込まれやすいテーマです。とくに時価総額の小さいグロース銘柄は値動きが激しく、短期間で大きく上下することがあります。

自動車市場や法整備の動向に左右される

関連企業の業績は、自動車メーカーの投資・販売計画や、自動運転に関する法整備・社会受容の進み方に大きく影響されます。実用化のスケジュールが遅れれば、収益化が後ずれするリスクがある点に留意が必要です。

押さえておきたいリスク
テーマの過熱・反落による株価のボラティリティ特定の自動車メーカーへの売上依存(取引先集中リスク)先行投資の継続による赤字・資金負担法整備や技術成熟の遅れによる実用化の後ずれ

自動運転関連株に関するよくある質問(FAQ)

Q. 自動運転関連株は今後も伸びる余地がありますか?

A. 回答
自動運転市場は2030年に20兆円規模へ拡大するとの試算もあり、政府も無人移動サービスや物流での実用化を後押ししています。中長期の成長テーマである一方、普及には法整備や技術の成熟が前提となるため、数年単位の目線で捉えるのが現実的です。

Q. 少額から自動運転関連株に投資できますか?

A. 回答
今回の10銘柄には1株あたり数百円〜数千円台の銘柄が含まれ、単元(100株)でも数万円台から購入できるものがあります。NISAの成長投資枠なども活用でき、無理のない金額から分散して始めることが可能です。

Q. 初心者にはどのタイプの銘柄が向いていますか?

A. 回答
値動きの大きいテーマ専業のグロース株よりも、本業で安定した収益と配当があるプライム市場の大型・中堅株(例:総合化学や半導体商社など)の方が、相対的に値動きが穏やかで初心者には扱いやすい傾向があります。

Q. 「テーマ株」として注目される銘柄に投資する際の注意点は?

A. 回答
テーマ関連として取り上げられても、その事業が必ずしも会社全体の利益に大きく貢献しているとは限りません。ニュースや材料で短期的に急騰・急落しやすいため、業績や財務とあわせて「本業への寄与度」を確認することが重要です。

Q. 自動運転のサプライチェーンはどの分野に分かれますか?

A. 回答
大きく分けて、高精度地図、車載半導体・センサー、認識・制御ソフト(AI)、通信・映像伝送、そして移動サービスの各層があります。複数の分野に分散して投資することで、特定技術への依存リスクを抑えやすくなります。

まとめ|自動運転関連株は中長期目線で分散を

自動運転は、高精度地図・半導体・AIソフト・通信・モビリティサービスまで、幅広い分野の企業が関わる息の長い成長テーマです。今回紹介した10社は、それぞれ異なる層を担っており、複数を組み合わせることでテーマ全体への分散投資がしやすくなります。

一方で、テーマ株は期待先行で値動きが大きく、実用化には時間もかかります。本業への寄与度・業績・財務を確認しながら、無理のない金額で中長期にコツコツ取り組む姿勢が、自動運転というテーマと付き合ううえでのポイントになるでしょう。

免責事項:本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断は自己責任で行ってください。株式投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で行ってください。

日経上場の自動車部品メーカー向け半導体企業完全ガイド【2026年最新版】

【PR】PayPayで暗号資産が買える「Binance Japan」

JAN Referral Campaign 2.0