【2026年】値嵩株おすすめ日本株10選 vol.2|安川電機・ソフトバンクG・山一電機など厳選10銘柄を徹底解説

【2026年】値嵩株おすすめ日本株10選 vol.2

はじめに:値嵩株おすすめ日本株vol.2のねらいと銘柄選定方針

好評をいただいた2026年 値嵩株おすすめ日本株10選 vol.1に続き、今回はvol.2として新たな10銘柄をお届けします。vol.1ではAI・半導体装置・産業ロボット・非鉄金属・パワー半導体を中心に取り上げましたが、vol.2では「フィジカルAI・ロボット」「情報通信・プラットフォーム」「素材・部品」「防衛・宇宙」「内需・消費」へと視野を広げ、多様なセクターから注目銘柄を厳選しました。

2026年の日本株市場は企業業績の拡大基調が続くなか、AI関連の裾野が半導体装置にとどまらず、ロボット・素材・通信・内需へと広がっています。本記事では、そうした多角的な投資機会を幅広くカバーする10社を詳しく解説します。

【この記事でわかること】

・ vol.1と重複しない新たな値嵩株10銘柄の詳細解説
・フィジカルAI・ロボット関連の注目企業
・通信・プラットフォーム・素材・防衛・内需の有力銘柄
・各銘柄の株価目安・PER・PBR・注目理由を一覧で確認
・vol.1と組み合わせた分散ポートフォリオの考え方

2026年市場環境の再確認と新たな注目テーマ

AIの裾野拡大:半導体から「フィジカルAI」へ

2025年まではAI関連投資の中心は半導体・データセンターでしたが、2026年はAIとロボットを融合した「フィジカルAI」が主要テーマに浮上しています。産業用ロボットがAIで自律制御される時代が現実に近づいており、関連企業への注目が急速に高まっています。

内需・消費の底上げ

春闘での賃上げが定着し実質賃金がプラスに転じたことで、一部、個人消費が回復基調にあります。インバウンド需要の拡大も重なり、内需・消費関連銘柄が2026年後半にかけてバリュー株として再評価される可能性があります。

防衛・宇宙・サイバーセキュリティ

防衛費のGDP比2%目標に向けた予算拡大が継続しており、装備品メーカーだけでなく、サイバー防衛・宇宙監視・ドローンなど周辺産業の裾野も急拡大しています。2026年は「防衛インフラ株」として中長期評価が高まる局面です。

2026年おすすめ値嵩株10選(vol.2)

以下の10銘柄はvol.1掲載銘柄と重複しない新規選定です。株価・指標は2026年4月時点の目安であり、投資判断は必ずご自身でご確認ください。

No.1  安川電機(6506)

テーマ産業ロボット・フィジカルAI・モーション制御
株価目安約4,500〜5,400円前後
PER目安約28倍
PBR目安約2~4倍
注目理由産業用ロボット・サーボモータで世界トップクラスのシェアを持つ。エヌビディアのAI半導体を搭載した次世代ロボット「MOTOMAN NEXT」を投入し、フィジカルAI分野のリーダー企業に。ソフトバンクとのヒト型ロボット協業も市場の注目を集める。

安川電機はモーションコントロールとロボティクスを軸に、製造業のスマート化を支える企業です。2025年末にはソフトバンクとヒト型ロボット開発での協業を発表し、フィジカルAI分野における存在感をさらに高めています。中国・欧州での自動車工場向け需要が回復基調にあることも業績拡大を後押しします。

No.2  ソフトバンクグループ(9984)

テーマAI投資・半導体・プラットフォーム
株価目安約4,500〜6,000円前後
PER目安N/A(持株会社)
PBR目安約1.6〜2.5倍
注目理由ARM・ソフトバンク・ビジョンファンドを通じてAIインフラ全体に投資する持株会社。AI半導体設計大手ARMの上場利益と評価益が業績を左右する。大型投資の評価損益で株価変動が大きいが、AIプラットフォーム経済の中核企業として長期的注目度は高い。

ソフトバンクグループはAI関連企業への投資を核とする持株会社です。傘下のARMはスマートフォン・AIサーバー向け半導体設計で圧倒的なシェアを持ち、2026年もAI需要拡大の恩恵を受け続ける見込みです。孫正義氏が主導するAGI(汎用人工知能)投資戦略は、日本最大のAI関連銘柄として市場の注目を集めています。

No.3  コナミグループ(9766)

テーマゲーム・エンタメ・スポーツ事業
株価目安約18,000〜21,000円前後
PER目安約32倍
PBR目安約5.2倍
注目理由「プロ野球スピリッツ」「eFootball」「遊戯王」など人気IPを多数保有するゲーム・エンタメ大手。日本コンテンツの世界的人気拡大とモバイルゲームの課金収益が安定成長を支える。スポーツ施設運営やデジタルスポーツ事業も収益多様化に貢献。

コナミグループはゲーム・アニメ・カード・スポーツ施設と幅広いエンタメ事業を展開する複合企業です。「遊戯王」「メタルギア」「ウイニングイレブン」など強力なグローバルIPを多数保有しており、ライセンス収入・モバイル課金・海外展開による収益が安定しています。経済産業省が2033年に市場規模20兆円と予測する日本コンテンツ産業の恩恵を直接受ける銘柄として注目されています。

No.4  イビデン(4062)

テーマICパッケージ基板・AI半導体
株価目安約8,000〜10,000円前後
PER目安約69倍
PBR目安約4~5倍
注目理由AI半導体の技術革新を支えるICパッケージ基板の大手メーカー。エヌビディア向けGPUパッケージ基板として採用が拡大しており、AI投資継続が直接的な業績追い風となる。株式分割を経て購入しやすくなり、個人投資家の注目度も上昇中。

イビデンはプリント配線板・ICパッケージ基板の製造に特化した企業で、エヌビディアの高性能GPU向け基板サプライヤーとして知名度が急上昇しています。AIデータセンター投資の拡大に伴い、パッケージ基板の高付加価値化・需要増が続く見込みです。2026年も来期の大幅増益が市場から期待されています。

No.5  川崎重工業(7012)

テーマ防衛・航空・水素・ロボット
株価目安約2,800〜3,500円前後
PER目安約28倍
PBR目安約3倍
注目理由防衛・航空機・水素エネルギー・産業ロボットを手掛ける総合重工業メーカー。防衛費増額を背景に潜水艦・哨戒機の受注が拡大。水素サプライチェーンの構築でもリーダー的立場にあり、脱炭素・防衛の「二刀流」で長期的成長が期待される。

川崎重工業は防衛・航空・エネルギー・ロボットと幅広い事業を展開する総合重工業企業です。防衛省向け潜水艦や哨戒ヘリコプターの受注残が積み上がっており、防衛関連の長期安定収益が期待されています。また、液化水素の輸送・貯蔵技術では世界をリードしており、脱炭素テーマとしての評価も高まっています。

No.6  日立製作所(6501)

テーマITサービス・社会インフラ・デジタル変革
株価目安約4,500〜5,000円前後
PER目安約30倍
PBR目安約2〜3倍
注目理由ITサービス(Lumada)・電力・鉄道・建設機械など社会インフラを幅広く手掛ける日本最大の総合電機メーカー。デジタル変革(DX)支援事業が高成長を続けており、非コア事業の売却で収益構造が大幅に改善。2026年もLumadaを軸とした高収益化が加速する見通し。

日立製作所はかつての総合家電メーカーから脱皮し、ITサービス・社会インフラ企業へと変貌を遂げました。DXプラットフォーム「Lumada」は国内外の企業・自治体への導入が広がっており、収益の柱として急成長しています。非コア事業の整理が進んだことで利益率が大幅に改善し、2026年以降の業績拡大余地が大きい銘柄です。

No.7  大塚ホールディングス(4578)

テーマ製薬・医療・ニュートラシューティカルズ
株価目安約8,000〜11,000円前後
PER目安約20倍
PBR目安約2〜3倍
注目理由「ポカリスエット」「カロリーメイト」などの消費者ブランドと、精神神経系・がん領域を中心とするグローバル製薬事業を持つ複合ヘルスケア企業。海外売上比率が高く、主力抗がん剤の伸長と新薬パイプラインへの期待が業績を下支え。累進配当方針も長期投資家に人気。

大塚ホールディングスは医薬品・ニュートラシューティカルズ(栄養補助)・消費者関連の3事業を柱とするグローバルヘルスケア企業です。主力の抗精神病薬「エビリファイ」後継品や抗がん剤の海外展開が業績を牽引しており、新薬パイプラインの充実度も評価されています。「ポカリスエット」に代表される消費者ブランドはアジア・中東での認知度が高く、内需と外需の両面からの安定収益が投資家に安心感を与えています。

No.8  山一電機(6941)

テーマ半導体ICソケット・検査用コネクタ
株価目安約9,000〜11,000円前後
PER目安約23倍
PBR目安約4倍
注目理由半導体ICソケット・テスト用コネクタの専業大手。AI・HBM向け先端半導体の検査工程に不可欠な高精度ソケットで高いシェアを誇る。半導体の高性能化・複雑化が進むほど検査需要が拡大する構造で、アドバンテスト・日本マイクロニクスと並ぶ半導体テスト関連の注目銘柄。

山一電機は半導体の動作確認や選別に使うICソケット・テストコネクタの専業メーカーです。AIサーバー向けGPUやHBM(高帯域幅メモリ)の検査工程では超高精度なソケットが必要とされており、同社の精密加工技術が高く評価されています。半導体の微細化・高性能化が加速するほど検査コストが上昇し同社製品の需要が増す構造は、長期投資において非常に安定した成長を期待できる強みです。

No.9  太陽誘電(6976)

テーマMLCC・電子部品・AIサーバー向け
株価目安約4,000〜6,500円前後
PER目安約59倍
PBR目安約2〜3倍
注目理由積層セラミックコンデンサ(MLCC)の大手メーカー。AIサーバー向け小型・大容量MLCCの新製品を投入し、データセンター需要を取り込む戦略が奏功。2026年3月期から2027年3月期にかけて業績の急回復が見込まれ、来期は大幅増益予想。

太陽誘電は電子回路に欠かせないMLCCを中心とする電子部品メーカーです。スマートフォン・自動車・AIサーバーと幅広い分野に製品を供給しており、特にAIサーバー向けの高容量MLCCで技術的な優位性を確立しています。2025年の調整から回復し、2026〜2027年にかけての急回復シナリオが市場で期待されています。

No.10  高砂熱学工業(1969)

テーマ空調設備・半導体工場クリーンルーム・建設
株価目安約4,000〜5,500円前後
PER目安約15〜22倍
PBR目安約2〜3倍
注目理由空調設備業界のトップ企業。半導体工場のクリーンルーム施工で引き合いが急増しており、国内回帰する製造業の工場建設需要も旺盛。人手不足による採算改善トレンドが続くなか、受注残の積み上がりと収益性の向上が同時進行する好業績銘柄。

高砂熱学工業はオフィス・病院・工場などの空調設備工事を手掛ける業界トップ企業です。近年は北海道・九州などに新設される半導体工場のクリーンルーム施工案件が急増しており、高付加価値工事の受注が収益を押し上げています。製造業の国内回帰・防災・国土強靭化といった国策テーマとも親和性が高く、2026年も受注残の消化による安定した増益基調が続く見通しです。

銘柄まとめ一覧表

No.銘柄名証券コードテーマ注目ポイント
1安川電機6506フィジカルAI・ロボットMOTOMAN NEXT・ソフトバンク協業
2ソフトバンクG9984AI投資・ARM・半導体ARM評価益・AGI戦略の中核
3コナミグループ9766ゲーム・エンタメ・IPグローバルIP多数・コンテンツ産業成長
4イビデン4062ICパッケージ基板GPU向け基板・大幅増益期待
5川崎重工業7012防衛・水素・ロボット潜水艦受注拡大・水素リーダー
6日立製作所6501DX・ITサービス(Lumada)Lumada高成長・収益構造改善
7大塚HD4578製薬・ヘルスケア・消費者新薬パイプライン・累進配当・海外展開
8山一電機6941ICソケット・検査用コネクタAI・HBM向け検査需要拡大・高精度技術
9太陽誘電6976MLCC・電子部品AIサーバー向け来期大幅増益
10高砂熱学工業1969空調・クリーンルーム半導体工場需要急増・受注残拡大

vol.1 × vol.2 組み合わせポートフォリオの考え方

vol.1とvol.2を合わせると合計20銘柄となります。以下のようにセクター分散を意識した組み合わせが、リスク管理の観点から効果的です。

【半導体バリューチェーン】アドバンテスト・東京エレクトロン・ディスコ(vol.1)+イビデン・信越化学・太陽誘電(vol.2)

【ロボット・フィジカルAI】ファナック(vol.1)+安川電機・川崎重工業(vol.2)

【素材・部品】JX金属・日清紡(vol.1)+太陽誘電・山一電機(vol.2)

【IT・エンタメ・プラットフォーム】キーエンス(vol.1)+ソフトバンクG・コナミグループ・日立製作所(vol.2)

【ヘルスケア・製薬】大塚HD(vol.2)

【インフラ・建設】富士電機(vol.1)+高砂熱学工業(vol.2)

NISAの成長投資枠(年間240万円)を活用し、上記のようなセクター分散を意識した長期・分散投資が資産形成の王道です。

値嵩株投資のリスクと注意事項

① 半導体サイクルリスク

半導体関連銘柄はサイクル産業の性格が強く、需給悪化局面では株価が大きく調整する傾向があります。AI需要が支えとなっていますが、過剰投資による調整リスクには注意が必要です。

② 為替リスク

輸出比率の高い製造業・電機メーカーは円高が進行した場合に業績・株価へのマイナス影響が生じやすい点に注意が必要です。特に安川電機・川崎重工業・信越化学などは海外売上比率が高い銘柄です。

③ 地政学リスク

米中関係の悪化や台湾海峡の緊張は半導体サプライチェーン全体に影響します。また中東情勢の変化はエネルギーコストを通じ広範な製造業に波及します。

④ バリュエーションリスク

成長期待の高い銘柄はPERが高く、業績予想の下方修正が発生した際の株価下落幅が大きくなりやすい点に留意が必要です。購入タイミングの分散(積み立て・分割購入)が有効です。

まとめ

vol.2では、フィジカルAI・防衛・医療DX・半導体材料・空調インフラと、vol.1とは異なる多彩なセクターから10銘柄を厳選しました。日本株市場は2026年も企業業績の拡大基調が続き、AI投資の裾野が広がる中でさまざまな業種に投資機会が生まれています。

vol.1・vol.2の20銘柄を組み合わせることで、セクター分散を意識したバランスの取れたポートフォリオ構築が可能です。長期・分散・積み立ての基本原則を守りながら、2026年の日本株投資を楽しんでください。

【2026年】値嵩株おすすめ日本株10選

免責事項:本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断は自己責任で行ってください。株式投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で行ってください。

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