新NISAの成長投資枠で「どの銘柄を買えばいいか分からない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。2024年からスタートした新NISA制度では、成長投資枠で年間240万円まで非課税で投資できるようになり、資産形成の大きなチャンスが広がっています。
本記事では、投資信託・ETF・国内株・米国株の各カテゴリからおすすめ銘柄を合計20社厳選し、それぞれの特徴・メリット・リスクを詳しく解説します。また、成長投資枠の基本的な使い方やポートフォリオの組み方についても分かりやすく説明しますので、投資初心者の方にもおすすめの記事です。
※本記事は一部、PRを含みます
新NISA成長投資枠とは?基本をおさらい
成長投資枠の主要スペック
| 項目 | 内容 |
| 年間投資上限 | 240万円 |
| 非課税保有限度額(総枠) | 1,200万円(つみたて投資枠との合算で1,800万円) |
| 非課税保有期間 | 無期限 |
| 対象商品 | 上場株式、投資信託、ETF、REIT など |
| 投資方法 | 一括・積立どちらも可能 |
2024年1月にスタートした新NISAは、旧制度と比べて大幅にパワーアップしました。成長投資枠は旧「一般NISA」を発展的に再編したもので、年間240万円という大きな非課税投資枠が最大の特徴です。
通常、株式や投資信託で利益が出ると約20.315%の税金がかかりますが、成長投資枠を活用することでその税金がゼロになります。例えば100万円の利益が出た場合、通常なら約20万円の税金が発生しますが、NISAを使えば全額を手元に残せます。
さらに、旧NISAにあった「5年間」という非課税保有期間の制限が撤廃され、保有期間が無期限になったことで、真の長期投資が可能になりました。
つみたて投資枠との違い
成長投資枠とつみたて投資枠の最大の違いは、投資できる商品の幅です。つみたて投資枠は金融庁が認定した約347本の投資信託のみが対象ですが、成長投資枠は個別株式・ETF・REIT・幅広い投資信託など、より多様な商品に投資できます。
年間の非課税枠は両方合わせて360万円(成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円)ですが、これらは同一の金融機関で利用する必要があります。
成長投資枠の銘柄選びで重要な3つのポイント
ポイント①:投資目的を明確にする
成長投資枠で選ぶべき銘柄は、投資目的によって大きく異なります。
- 資産を長期的に増やしたい方:低コストのインデックスファンドや全世界株式ファンド
- 配当収入を得たい方:高配当株式ファンドや配当利回りの高い個別株
- 積極的なリターンを狙いたい方:テーマ型ファンドや成長株への個別投資
ポイント②:コスト(信託報酬)を確認する
投資信託の場合、信託報酬(運用管理費用)は長期運用においてリターンに大きく影響します。年率0.1%の差でも10年・20年という長期では複利効果で差が開いていきます。一般的に、インデックスファンドは0.05〜0.2%程度、アクティブファンドは1〜2%程度となっています。
ポイント③:分散投資を心がける
「卵は一つのカゴに盛るな」という投資の格言があるように、特定の銘柄や地域に集中投資するのはリスクが高くなります。国内・海外、株式・債券など、異なる資産クラスに分散投資することが長期的な安定運用の基本です。
【インデックスファンド編】おすすめ銘柄7選
インデックスファンドは市場全体の動きに連動するように設計された投資信託で、低コスト・分散投資・長期保有に最適な商品です。成長投資枠の中でも特に人気が高いカテゴリです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
通称「オルカン」として絶大な人気を誇る、成長投資枠の定番中の定番
- 信託報酬:年率0.05775%(業界最低水準クラス)
- 運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
- 投資対象:全世界約3,000銘柄以上(日本・先進国・新興国を含む)
オルカンの最大の魅力は、一本で世界中の株式に分散投資できる点です。米国をはじめ、欧州・日本・新興国など約50カ国の株式に投資することで、どの国の経済が成長しても恩恵を受けられます。純資産総額は2026年1月に国内公募追加型株式投信として初めて10兆円を突破し、国内最大級の投資信託となっています。
コストの低さも特筆すべきで、信託報酬は0.05775%と極めて低水準。長期保有するほどこのコスト優位性が効いてきます。「何を買えばいいか分からない」という初心者にとって、最初の一本として最も選びやすい商品の一つです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国経済の成長をまるごと享受できる、世界で最も注目される指数連動ファンド
- 信託報酬:年率0.09372%
- 運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
- 投資対象:米国のS&P500指数構成銘柄(約500社)
S&P500はアップル、マイクロソフト、エヌビディア、アルファベット(Google)など米国を代表する500社で構成されており、過去の長期実績では年平均10%前後のリターンを記録しています。米国経済・テクノロジーの成長に賭けたい方に最適なファンドです。
オルカンと迷う方も多いですが、「米国の成長力を重視したい」という方にはS&P500、「より広く分散したい」という方にはオルカンが向いています。どちらも成長投資枠の人気ランキング上位常連の銘柄です。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
業界最低水準の超低コストでS&P500に連動する、SBI証券の人気商品
- 信託報酬:年率0.0938%
- 運用会社:SBIアセットマネジメント
- 投資対象:バンガード社のETF(VOO)を通じたS&P500連動
バンガード社が運用する世界最大級のETF「VOO」に投資することでS&P500に連動するユニークな構造を持つファンドです。間接的にバンガードの運用ノウハウを活用できる点が評価されています。SBI証券をメインの証券口座にしている方には特におすすめです。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本)
日本を除く先進国22カ国の株式に分散投資できる、バランス型の定番ファンド
- 信託報酬:年率0.09889%
- 運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
- 投資対象:MSCIコクサイ指数(日本を除く先進国)
MSCIコクサイ指数は日本を除く先進国22カ国・約1,300銘柄に投資するインデックスです。米国が約7割を占めながらも、欧州・カナダ・オーストラリアなども含まれるため、S&P500よりやや分散が効いています。「米国一強に不安を感じるが世界株に投資したい」という方に適しています。
ニッセイ・インデックスファンドシリーズ(世界株)
業界最低水準を目指し続けるニッセイのインデックスファンド
- 信託報酬:年率0.05775%(2024年以降引き下げ継続)
- 運用会社:ニッセイアセットマネジメント
- 投資対象:全世界株式(MSCI ACWI連動)
eMAXIS Slimと並んで低コスト競争をリードしてきたニッセイのインデックスファンドシリーズ。長年にわたって信託報酬の引き下げを続けてきた実績があり、投資家から高い信頼を得ています。楽天証券をメインに使っている方にもおすすめです。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
米国株式市場全体をほぼ網羅する、バンガードのVTIに連動するファンド
- 信託報酬:年率0.162%
- 運用会社:楽天投信投資顧問
- 投資対象:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
S&P500が大型株500社に投資するのに対し、VTIは米国株式市場の約4,000社に投資するため、中小型株も含めた「米国株全体」への投資が可能です。S&P500より広い分散を求めながらも米国株中心で運用したい方に向いています。
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
高い成長が期待されるインド・中国・ブラジルなど新興国の株式に投資
- 信託報酬:年率0.15180%
- 運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
- 投資対象:MSCIエマージング・マーケット指数
インド・中国・台湾・ブラジルなど約24カ国の新興国株式に投資するファンドです。先進国ファンドと比べてリスクは高いですが、経済成長が続く新興国の恩恵を受けられる可能性があります。ポートフォリオの一部として組み入れることで分散効果が期待できます。
【アクティブファンド編】おすすめ銘柄4選
アクティブファンドはファンドマネージャーが銘柄選定を行い、インデックスを上回るリターンを目指すファンドです。信託報酬は高めですが、優れたファンドは長期で市場平均を大きく上回ることもあります。
ひふみプラス
国内外の成長株に投資する日本発のアクティブファンドの代表格
- 信託報酬:年率1.078%
- 運用会社:レオス・キャピタルワークス
- 投資対象:日本・海外の成長株(国内外株式混合)
ひふみプラスは「変化を先取りして成長する企業を発掘する」という投資哲学のもと、日本国内を中心に海外成長株も組み合わせたアクティブファンドです。ファンドマネージャーの藤野英人氏が長年運用を牽引し、独自のボトムアップ調査で銘柄を選定することで知られています。
ただし、信託報酬が1%を超えるため長期保有コストには注意が必要です。インデックスファンドをコアに据えた上で、サテライト投資として組み入れるのが一般的な活用方法です。
農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
日本の「国際競争力のある企業」に長期投資するユニークなアクティブファンド
- 信託報酬:年率0.99%
- 運用会社:農林中金バリューインベストメンツ
- 投資対象:日本の競争力が高い企業20〜30社程度
「長期投資」と「厳選」をコンセプトに、本当に競争力のある日本企業のみに集中投資するファンドです。バフェット流のバリュー投資思想を日本市場に応用しており、投資信託でありながら長期保有前提の経営に携わるような運用哲学が特徴です。
iTrustインド株式
人口大国インドの高成長を取り込む、インド株式特化型ファンド
- 信託報酬:年率0.9828%
- 運用会社:ピクテ・ジャパン
- 投資対象:インドの株式市場
インドは世界最大の人口を擁し、若い労働力と急速な経済成長を続けている注目市場です。インドのGDP成長率は6〜7%台が続いており、今後も世界経済の牽引役として期待されています。成長投資枠でサテライト的に組み入れることで、ポートフォリオ全体の成長性を高める効果が期待できます。
リスクは高めですが、長期的な視点でインド経済の成長に乗りたい方には検討の価値がある銘柄です。
SBI日本高配当株式ファンド(年4回決算型)
低コストで日本の高配当株に分散投資し、年4回の分配金を受け取れるファンド
- 信託報酬:年率0.099%
- 運用会社:SBIアセットマネジメント
- 投資対象:日本の高配当株式
配当収入を重視する投資家から高い支持を受けているファンドです。信託報酬が0.099%と非常に低コストながら、年4回の分配金を受け取れる仕組みです。NISAでは分配金も非課税で受け取れるため、特に成長投資枠の非課税メリットを最大限活用できます。
キャピタルゲインよりも定期的なインカムゲインを重視する方、特に40〜60代で資産活用フェーズに近い方に向いています。
【国内個別株編】おすすめ銘柄5選
個別株は特定の企業の成長に直接投資できるメリットがある一方、企業固有のリスクも抱えます。ここでは成長投資枠で特に注目度の高い日本株を5銘柄ご紹介します。
トヨタ自動車(7203)
日本最大の自動車メーカー、電動化・モビリティ変革の旗手
- 業種:輸送用機器
- 配当利回り:約3%前後(2025年度予想)
- 特徴:時価総額・売上・利益規模で日本最大クラスの企業
トヨタ自動車はEV(電気自動車)やFCV(燃料電池車)、自動運転技術など次世代モビリティへの投資を積極的に進めており、単なる「車メーカー」から「モビリティカンパニー」への変革を進めています。2025年度も過去最高水準の利益が見込まれており、安定した財務基盤を持ちつつ成長余地もある企業です。
KDDI(9433)
増配記録を更新し続ける通信大手、安定性と成長を兼ね備えた高配当株
- 業種:情報・通信業
- 配当利回り:約3.5〜4%前後
- 特徴:2001年度から23期連続増配(2025年度実績)
KDDIは2001年度から連続増配を続けており、2025年度(2026年3月期)も年80円の配当を予想しています。リーマンショック・東日本大震災・コロナショックといった経済危機の局面でも増配を継続してきた実績は驚異的です。通信事業という安定したキャッシュフローを背景に、auブランドの携帯電話事業、金融・エネルギーなど多角化も進めています。
高配当・連続増配・安定成長の三拍子が揃った優良銘柄として、長期保有目的の新NISAに最適な銘柄の一つです。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
日本最大のメガバンク、金利上昇局面で業績拡大が期待される
- 業種:銀行業
- 配当利回り:約3〜4%前後
- 特徴:国内最大の資産規模・海外展開も積極的
日本銀行の金融政策正常化(利上げ)が続く中で、銀行セクターは金利収益の拡大が期待されています。MUFGは国内外に広大なビジネス基盤を持ち、アジアを中心とした海外事業も成長しています。三菱商事との関係を含めたコングロマリット的な強みも魅力です。
ソニーグループ(6758)
エンタメ・半導体・金融が融合する、日本発のグローバルコングロマリット
- 業種:電気機器
- 配当利回り:約0.5〜1%(成長重視型)
- 特徴:PlayStation・音楽・映画・イメージセンサーで世界トップクラス
ソニーはゲーム(PlayStation Network)、音楽(ソニーミュージック)、映画(ソニー・ピクチャーズ)、半導体(CMOSイメージセンサー)、金融(ソニーフィナンシャルグループ)と多様な事業でグローバルに展開しています。特にスマートフォンカメラ向けイメージセンサーは世界シェアトップを誇り、AIカメラの普及拡大とともに需要増加が期待されています。
配当利回りは低めですが、長期的な成長ポテンシャルが高い銘柄として注目されています。
日本電信電話(NTT)(9432)
少額から投資できる、安定配当の通信最大手
- 業種:情報・通信業
- 配当利回り:約3%前後
- 特徴:2023年に25分割を実施し少額投資が可能に。光ファイバーとIOWN構想で次世代通信を牽引
NTTは2023年7月に株式を25分割し、1株あたり150円前後(時価によって変動)という非常に少額から投資できるようになりました。新NISAで少額から始めたい方にとって投資しやすい銘柄です。また、次世代の光通信ネットワーク「IOWN(アイオン)」の研究開発を進めており、データセンターや通信インフラの将来需要を取り込む戦略も注目されています。
【米国株・ETF編】おすすめ銘柄4選
成長投資枠では米国個別株や米国ETFにも投資できます。ただし、外国株は為替リスクも伴うことを念頭に置いた上で検討しましょう。
iFreeNEXT FANG+インデックス(テクノロジー10社への集中投資)
米国テクノロジー大手10社に集中投資する攻撃的なテーマ型ファンド
- 信託報酬:年率0.7755%
- 運用会社:大和アセットマネジメント
- 投資対象:META、Amazon、Netflix、Google、Apple、Microsoft、NVIDIA、Tesla など10社
「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、Facebook(META)、Amazon、Netflix、Googleなどテクノロジー大手10社に均等配分で投資するファンドです。過去数年間で驚異的なリターンを記録しており、特にエヌビディアなどAI関連企業の株価急騰の恩恵を受けました。
リターンの可能性が高い反面、集中投資によるリスクも高いため、あくまでポートフォリオの一部として組み入れるのが賢明です。
アップル(AAPL)
時価総額世界トップクラスの絶対王者、iPhone・サービス事業で安定成長
- 業種:テクノロジー(IT機器・サービス)
- 配当利回り:約0.5%(成長重視型)
- 特徴:iPhone・Mac・iPad・Apple Watch・App Store・Apple Musicなど多角展開
アップルは世界中に熱狂的なファンベースを持ち、ハードウェアからソフトウェア・サービスへの転換で安定的な収益成長を続けています。特にApp StoreやApple Music、Apple TV+などのサービス部門の売上が拡大しており、リカーリング(継続)型の収益モデルへの移行が進んでいます。
成長投資枠で米国個別株に挑戦したい方の最初の一歩として選ばれることが多い銘柄です。
エヌビディア(NVDA)
AIブームを牽引する半導体最大手、GPU市場で圧倒的シェアを誇る
- 業種:半導体・テクノロジー
- 配当利回り:0.1%未満(成長投資型)
- 特徴:AI向けGPUで世界シェア8割超。データセンター向け事業が急成長
エヌビディアはAI・機械学習の学習に欠かせないGPU(画像処理装置)で世界市場をほぼ独占しており、生成AIブームを背景にデータセンター向け売上が急拡大しています。2024〜2025年にかけて株価は歴史的な上昇を見せ、時価総額で世界トップ水準に躍り出ました。
AI投資の長期トレンドに乗りたい方にとって外せない銘柄ですが、高バリュエーションによるリスクも念頭に置く必要があります。
楽天・高配当株式・米国VYM(四半期決算型)
米国の高配当株に分散投資できる安定性重視のETF
- 経費率:年率0.06%
- 運用会社:バンガード社
- 投資対象:米国の高配当株400社以上(ジョンソン&ジョンソン、JPモルガン、エクソンモービルなど)
米国高配当株ETFの代表格であるVYMは、安定した配当収益を得ながら株価上昇も狙える優良商品です。経費率がわずか0.06%と非常に低く、400社以上への分散投資で個別企業リスクを低減できます。NISAでは配当も非課税のため、受け取る配当金が全額手元に残る点が特に魅力的です。
タイプ別おすすめポートフォリオ例
成長投資枠の銘柄は、投資目的・年齢・リスク許容度によって最適な組み合わせが異なります。以下にタイプ別のポートフォリオ例を示します。
【初心者・安定重視タイプ】
| 銘柄 | 比率 | 目的 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 70% | コア投資・分散 |
| SBI日本高配当株式ファンド | 20% | 分配金収入 |
| eMAXIS Slim 新興国株式 | 10% | 成長性補完 |
【中級者・バランスタイプ】
| 銘柄 | 比率 | 目的 |
| eMAXIS Slim S&P500 | 50% | 米国成長取り込み |
| ひふみプラス | 20% | 日本株アクティブ |
| VYM(米国高配当ETF) | 20% | 配当収入 |
| iTrustインド株式 | 10% | 成長新興国への投資 |
【上級者・積極成長タイプ】
| 銘柄 | 比率 | 目的 |
| FANG+インデックス | 30% | テクノロジー集中投資 |
| エヌビディア(NVDA) | 20% | AI半導体成長 |
| eMAXIS Slim S&P500 | 30% | 米国株コア |
| KDDI・NTTなど国内高配当株 | 20% | 安定配当源 |
成長投資枠を使う際の注意点
損益通算ができない点に注意
NISAの非課税メリットは大きい反面、NISA口座で生じた損失は特定口座・一般口座との損益通算ができないという点には注意が必要です。例えばNISAで損失が出ても、他の口座の利益と相殺して税金を減らすことはできません。したがって、銘柄選びは「長期で保有できる質の高い銘柄」を選ぶことが特に重要です。
非課税枠の再利用は翌年から
保有商品を売却した場合、その取得価額分の非課税枠は翌年から再利用できます。当年中に同じ枠を使い回すことはできないため、売却のタイミングを慎重に考えましょう。
毎月分配型ファンドは成長投資枠の対象外の場合がある
毎月分配型の投資信託の一部(過度な分配を行うもの)は成長投資枠の対象外となる場合があります。購入前に証券会社や金融庁の対象商品リストで確認することをおすすめします。
証券会社選びも重要
成長投資枠を最大限活用するためには、取扱銘柄数が多く手数料が安い証券会社を選ぶことが重要です。SBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券などのネット証券は、対面型の証券会社と比べて手数料が圧倒的に安く、取扱商品も豊富です。
よくある質問(FAQ)
Q. 成長投資枠とつみたて投資枠は併用できますか?
A. はい、同一の金融機関において両方を同時に利用できます。年間合計360万円(成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円)まで投資できます。
Q. 成長投資枠で個別株を始める場合、何から始めればいいですか?
A. まずインデックスファンドで積み立てながら、株式投資の基本を学ぶことをおすすめします。余裕ができたら少額から国内大型株(トヨタ・NTTなど)への投資を試してみるとよいでしょう。
Q. 成長投資枠の非課税総額1,200万円を超えたらどうなりますか?
A. 1,200万円を超えた分は課税口座での運用となります。ただし、売却によって翌年から非課税枠が復活するため、計画的に活用しましょう。
Q. 成長投資枠で投資信託を積立設定できますか?
A. できます。一括投資だけでなく、毎月定額を自動で積み立てる「積立設定」も可能です。成長投資枠での積立はボーナス月に多めに投資するなど柔軟な設定もできます。
Q. 成長投資枠とiDeCoはどう使い分ければいいですか?
A. iDeCoは掛金が所得控除になる税制優遇があり、老後資金の形成に最適です。一方、成長投資枠は運用益・配当が非課税で、いつでも引き出せる柔軟性があります。「老後資金はiDeCo、中長期の資産形成はNISA」という使い分けが一般的です。
まとめ
本記事では、新NISA成長投資枠のおすすめ銘柄を20社紹介しました。最後に重要なポイントをおさらいします。
成長投資枠の銘柄選びで最も大切なのは、「自分の投資目的とリスク許容度に合った銘柄を選ぶ」ことです。
- 投資初心者や安定運用を重視する方:eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)やS&P500などの低コストインデックスファンドをコアに据えるのが最もシンプルで効果的な方法です。
- 配当収入を求める方:KDDI・NTTなどの国内高配当株や、SBI日本高配当株式ファンド・VYMなどの高配当ファンドが適しています。
- 積極的なリターンを狙いたい方:FANG+、エヌビディア、iTrustインド株式などのテーマ型・成長型銘柄をサテライトとして組み入れることを検討しましょう。
最終的には、コアとなるインデックスファンドを中心に据えつつ、自分の興味や信念に沿ったサテライト投資を加える「コア・サテライト戦略」が成長投資枠を賢く使うコツです。
非課税期間が無期限となった新NISAは、長期・分散・積立という投資の王道を実践するための最高の制度です。ぜひ今日から一歩を踏み出して、将来の資産形成に向けて行動を始めてみてください。
免責事項:本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断は自己責任で行ってください。株式投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で行ってください。





![【Wealth On調査】[20,30代必見]60代以上の投資意識調査に見えた早期投資の重要性](https://marketsquare.jp/wp-content/uploads/2025/09/Wealth-On_09-485x273.jpg)














