日本国内で純金積立ができる会社|証券・地金商を比較【2025年版】

日本国内で純金積立ができる会社一覧|証券・地金商を徹底比較【2025年版】

なぜ今「純金積立」なのか?

近年、株式や不動産と並んで注目を集めているのが金(ゴールド)投資です。特に「純金積立」は、毎月1,000円〜と少額から始められるため、初心者でも安心して資産形成に取り組める方法として人気があります。

世界的なインフレや金融市場の変動を背景に、金は「有事の資産」として再評価されており、国内でも証券会社や貴金属販売会社(地金商)が積立サービスを提供しています。

※本記事はプロモーションを含みます。

金(ゴールド)投資とは?初心者でも分かる基礎知識と始め方

純金積立とは?メリットと仕組みを解説

「純金積立」とは、毎月一定額を積み立てて金を少しずつ購入していく投資手法です。

主なメリット

  1. 少額から始められる:証券会社なら月1,000円〜可能
  2. リスク分散効果:ドルコスト平均法により、価格変動リスクを平準化できる
  3. インフレ対策になる:通貨価値が下落しても金価格は相対的に上昇する傾向
  4. 安全資産としての地位:世界中で価値が認められ、長期保有に適している
  5. NISA枠が使える:NISAなので非課税で三菱UFJ純金ファンドに投資可能

日本国内で純金積立ができる主要な会社

ここでは、証券会社・地金商・その他サービスに分けて紹介します。

証券会社(ネット証券)による純金積立

楽天証券

楽天証券
出典:楽天証券
  • 月1,000円〜可能
  • 手数料:1.65%、スプレッド:約78円
  • 楽天カード決済で0.5%の楽天ポイント還元
  • 別管理により、会社破綻時も資産は保全

SBI証券

SBI証券
出典:SBI証券
  • 月1,000円〜可能
  • 手数料:1.65%、スプレッド:約90〜100円
  • 「特定保管」で投資家名義にて管理されるため高い安全性

マネックス証券(NTTドコモグループ)

出典:マネックス証券
  • 月1,000円〜可能
  • 手数料:1.65%、スプレッド:約111円
  • dカード決済で最大1.1% dポイント還元
  • NISA口座での積立も可能

地金商(貴金属販売会社)による純金積立

田中貴金属工業

田中貴金属工業
出典:田中貴金属工業
  • 月3,000円〜可能
  • 手数料:3,000〜29,000円積立で2.5%、50,000円以上で1.5%まで低下
  • 実物(金地金・コイン)での受け取りが可能
  • 長期的な信頼性と安心感

三菱マテリアル(GOLDPARK/マイ・ゴールドパートナー)

三菱マテリアル
出典:三菱マテリアル
  • 会員制サービス(年会費がかかる場合あり)
  • 国際規格(LBMA認定)インゴットによる品質保証
  • 実物志向の投資家から高い評価

その他の純金積立サービス

日産証券「タートルプラン」

日産証券「タートルプラン」
出典:日産証券「タートルプラン」
  • 月3,000円〜積立可能
  • ドルコスト平均法を採用
  • 積立後は自由に換金や地金引き出し可能

クラウドバンク

クラウドバンク
出典:クラウドバンク
  • 積立金に対して1.65%の手数料
  • 売却手数料は無料
  • 積立・解約・変更に追加コストなし

純金積立の比較表(2025年最新版)

会社・サービス積立開始額手数料スプレッド・特徴
楽天証券1,000円〜1.65%スプレッド約78円、楽天ポイント還元
SBI証券1,000円〜1.65%特定保管方式で安全性が高い
マネックス証券1,000円〜1.65%dポイント還元1.1%、NISA対応
田中貴金属3,000円〜2.5%〜1.5%実物(金地金・コイン)を受け取れる
三菱マテリアル会員制年会費あり国際規格インゴットによる信頼性
日産証券(タートルプラン)3,000円〜低コスト柔軟な換金・地金引き出しが可能
クラウドバンク不明1.65%(売却無料)積立・解約・変更に手数料なし

目的別おすすめの選び方

  • コストを最優先にしたい人 → 楽天証券、SBI証券
  • ポイント還元を狙いたい人 → 楽天証券(楽天ポイント)、マネックス証券(dポイント)
  • 安心・保管方式を重視する人 → SBI証券(特定保管)、楽天証券(現金別管理)
  • 実物の金を手に入れたい人 → 田中貴金属、三菱マテリアル
  • 柔軟性を求める人 → 日産証券、クラウドバンク

よくある質問(FAQ)

Q1. 純金積立はいくらから始められますか?
→ 証券会社なら1,000円から、地金商なら3,000円から可能です。

Q2. 積み立てた金は実物で受け取れますか?
→ 田中貴金属や三菱マテリアルでは可能。証券会社は現金化が基本ですが、一部で地金引き出しサービスがあります。

Q3. 手数料はどのくらいかかりますか?
→ 証券会社は1.65%、地金商は2.5%前後ですが、高額積立で割引があります。

Q4. 価格が下がった場合はどうなりますか?
→ 元本割れの可能性はあります。ただし長期投資とドルコスト平均法でリスクは軽減できます。

まとめ:純金積立は長期安定投資におすすめ

純金積立は、「安全資産」「インフレ対策」「少額からの資産形成」という点で非常に魅力的な投資方法です。また、NISAの成長投資枠で現物の金は購入できませんが、純金ETFや純金関連の投資信託がありますのでコツコツと積立できる点もおすすめです。

  • ネット証券は低コスト・ポイント還元が強み
  • 田中貴金属など地金商は実物資産を持てる安心感
  • 日産証券やクラウドバンクは柔軟性が魅力

自分の投資目的やライフスタイルに合わせて、最適な会社を選びましょう。