【2026年最新版】建設・インフラ関連のおすすめ米国株10選|データセンター特需で伸びる注目銘柄を徹底解説

【2026年最新版】建設・インフラ関連のおすすめ米国株10選

2026年、建設・インフラセクターが注目される市場環境

2026年の米国市場では、生成AIの普及に伴うデータセンター建設ブームが建設・インフラ関連セクター全体を押し上げる最大のテーマとなっている。データセンターの用地開発から電力供給インフラ、バックアップ電源、送配電網の増強まで、AI投資の裏側で必要とされる「物理インフラ」への発注が急拡大しており、半導体株とは異なる切り口でAI関連の恩恵を受けられる銘柄群として個人投資家の関心も高まっている。

加えて、老朽化した送配電網の更新需要や、道路・橋梁など伝統的な公共インフラ投資も業績の下支え要因として継続している。一方で、建設・インフラ関連株は総じて景気敏感かつ金利敏感なセクターであり、マクロ環境の変化によって短期的な値動きが大きくなりやすい点には注意が必要だ。

本記事では、重機・レンタル、骨材、電力インフラ、エンジニアリング・コンサルティングという異なる切り口から、2026年に注目したい建設・インフラ関連の米国株10銘柄を厳選して紹介します。

銘柄選定の3つの視点

  1. 重機・資材:建設現場を支える機械・骨材メーカー(キャタピラー、ユナイテッド・レンタルズ、バルカン・マテリアルズ、マーティン・マリエッタ)
  2. 電力インフラ:データセンター・送配電網関連の設計・施工・機器メーカー(イートン、クアンタ・サービシーズ、スターリング・インフラストラクチャー、マステック)
  3. エンジニアリング・コンサルティング:大型インフラ事業の設計・計画・マネジメントを担う企業(エイコム、ジェイコブズ・ソリューションズ)

建設・インフラ関連のおすすめ米国株10選

以下、時価総額や事業内容のバランスを考慮しながら、重機・資材、電力インフラ、エンジニアリング・コンサルティングの3分野から10銘柄を紹介します。

※株価・時価総額は2026年7月時点の目安であり、変動します
※株価はYahoo!ファイナンスに遷移します

第1位:キャタピラー(CAT)

Caterpillar Inc. | NYSE | 建設機械・重機|世界最大手

カテゴリー建設機械/鉱山機械/データセンター発電
直近株価目安約930ドル
時価総額目安約4,330億ドル

建設機械・鉱山機械の世界最大手。ブルドーザーや油圧ショベルなど土木建設機械に加え、発電機セットやガスタービンを扱うエネルギー・輸送(E&T)セグメントが近年の株価牽引役となっている。AIデータセンターの急増に伴うバックアップ電源・分散電源向け発電機需要が急拡大しており、単なる「建機メーカー」から「データセンター特需の裏方」としての性格を強めている点が2026年の最大の注目ポイントだ。

北米の道路・橋梁など公共インフラ投資に加え、鉱山機械の更新需要、住宅・非住宅建設の緩やかな回復も業績を下支えする。一方で総合建機大手ゆえに景気敏感株としての値動きの荒さも特徴で、直近も決算やマクロ指標をきっかけに大きく上下する場面が見られる。

ポイント
データセンター向け発電機需要の急拡大が新たな成長ドライバーに
北米インフラ投資と鉱山機械の更新サイクルが業績を下支え

データ
直近株価:約930ドル(2026年7月時点、変動あり)
時価総額:約4,330億ドル
次回決算:2026年8月4日予定

注意
景気敏感株のため金利動向・関税政策・中国等新興国需要の変化で株価変動が大きい。理論株価に対して割高との見方をするアナリストも存在する。

第2位ユナイテッド・レンタルズ(URI)

United Rentals, Inc. | NYSE | 建設・産業機械レンタル|北米最大手

カテゴリー機材レンタル/データセンター建設支援
直近株価目安約1,065ドル
時価総額目安約470億ドル

北米最大の建設・産業機械レンタル会社。ゼネコンやインフラ工事業者が高額な重機を自社保有せずに済む「レンタル経済」の中核を担い、データセンターや半導体工場、高速道路建設など大型プロジェクトの現場に幅広く機材を供給する。景気変動に対しても、機材購入より柔軟なレンタル需要へのシフトが追い風となりやすい構造を持つ。

General RentalsとSpecialty(特殊機材)の2セグメント体制で、特殊機材は電源・空調・ポンプなどデータセンター建設現場で需要が高い分野を含む。M&Aによる規模拡大も継続しており、業界内の統合トレンドの中心的なプレイヤーだ。

ポイント
データセンター・半導体工場などハイテク関連建設案件への機材供給で存在感
M&Aによる業界再編をリードする規模の優位性

データ
直近株価:約1,065ドル(2026年7月時点、変動あり)
時価総額:約470億ドル
次回決算:2026年7月22日予定

注意
建設業界全体の設備投資サイクルに連動するため、金利上昇や住宅・商業建設の減速局面では稼働率・レンタル単価が下押しされるリスクがある。

第3位バルカン・マテリアルズ(VMC)

Vulcan Materials Company | NYSE | 骨材(砕石・砂利)|全米最大手

カテゴリー骨材/道路インフラ/アスファルト・生コン
直近株価目安約290ドル
時価総額目安約370億ドル

全米最大の建設用骨材(砕石・砂・砂利)メーカー。道路・橋梁などの公共インフラ工事は民間建築よりも骨材消費量が多く、連邦・州の道路予算が業績の重要な変数となる。地域独占的な採石場網を背景に価格決定力が強く、インフレ局面でも値上げを浸透させやすいビジネスモデルが特徴。

アスファルト・生コンクリート事業も展開し、川下工程まで一体で手掛けることで収益の安定化を図っている。2026年第1四半期はEBITDAが前年比9%増と底堅く、投下資本利益率(ROIC)の改善も続く。

ポイント
地域独占的な採石場ネットワークによる強い価格決定力
道路・橋梁など公共インフラ予算に業績が連動する構造

データ
直近株価:約290ドル(2026年7月時点、変動あり)
時価総額:約370億ドル
次回決算:2026年7月29日予定

注意
燃料・エネルギーコストの上昇や、連邦の道路インフラ予算の先行き不透明感が利益率・成長率の重荷となる可能性がある。

第4位マーティン・マリエッタ・マテリアルズ(MLM)

Martin Marietta Materials, Inc. | NYSE | 骨材(砕石・砂利)|業界2位手

カテゴリー骨材/セメント/石灰・化学品
直近株価目安約600ドル
時価総額目安約370億ドル

バルカン・マテリアルズと並ぶ骨材業界の2大巨頭の一角。東部(East Group)と西部(West Group)の2セグメント体制で、西部ではセメントや生コン・アスファルトまで垂直統合している点が特徴。マグネシア系化学品や苦土石灰など化学品事業も手掛け、鉄鋼・製紙分野向けにも収益源を持つ。

2026年に入り、石灰メーカーであるLhoist North Americaを135億ドルで買収すると発表し、石灰事業での首位確立を目指す。大型M&Aにより一時的に財務レバレッジへの懸念から株価が調整する場面もあったが、中長期的な事業基盤強化策として位置づけられている。

ポイント
東西2セグメント+化学品事業による分散された収益構造
Lhoist買収で石灰事業の市場地位を強化する成長戦略

データ
直近株価:約600ドル(2026年7月時点、変動あり)
時価総額:約370億ドル
次回決算:2026年7月30日予定

注意
大型M&A(Lhoist買収)に伴う負債増加や統合コストが、短期的な収益性・財務指標の重荷となる可能性がある。

第5位イートン・コーポレーション(ETN)

Eaton Corporation plc | NYSE | 電力管理機器|データセンター電源インフラ

カテゴリー電力管理/データセンター/電化・脱炭素
直近株価目安約407ドル
時価総額目安約1,576億ドル

配電盤や回路保護、バックアップ電源システムなど「電力管理(Power Management)」を手掛けるグローバル企業。AIデータセンターの急拡大に伴い、高密度な電力供給・冷却インフラを支える電気コンポーネントの需要が急増しており、建設・インフラ関連銘柄の中でも特にデータセンター特需の恩恵を強く受ける銘柄として位置づけられる。

電気(Electrical)セグメントを中核に、航空宇宙・車両・eモビリティ事業も展開し、産業の電化・脱炭素という長期トレンドに広く対応する製品ポートフォリオを持つ。株価は過去最高値圏で推移してきたが、バリュエーションの高さを指摘する声もある。

ポイント
データセンター向け電力管理機器需要の急拡大が最大の追い風
電化・脱炭素という長期構造トレンドに広く対応する事業ポートフォリオ

データ
直近株価:約407ドル(2026年7月時点、変動あり)
時価総額:約1,576億ドル
予想配当利回り:約1.0%前後

注意
株価がバリュエーション面で「割高」との評価を受けやすく、金利上昇局面や成長期待の後退時には調整余地が大きい。

第6位クアンタ・サービシズ(PWR)

Quanta Services, Inc. | NYSE | 電力インフラEPC|送配電網工事最大手

カテゴリー送配電網/再生可能エネルギー/データセンター電力
直近株価目安約650ドル
時価総額目安約974億ドル

送電線・変電設備など電力インフラの設計・建設・保守を手掛ける最大手。再生可能エネルギー、蓄電設備、そしてデータセンターなど大規模負荷施設向けの電気設備工事にも対応し、「電力網のリプレースメント+AI電力需要」という2つの追い風を同時に受ける銘柄として近年評価が急上昇している。

地下ユーティリティ・パイプライン関連のインフラ工事も手掛け、天然ガス設備の更新や脱炭素関連(代替燃料・CCUS・水素)インフラにも対応する。受注残高(バックログ)は過去最高水準の485億ドルに達し、中長期の成長可視性が高い点が評価されている。

ポイント
過去最高の受注残高485億ドルが示す旺盛な電力インフラ投資需要
老朽化した送配電網の更新需要とAIデータセンター電力需要の二重の追い風

データ
直近株価:約650ドル(2026年7月時点、変動あり)
時価総額:約974億ドル
次回決算:2026年7月30日予定

注意
変圧器などのサプライチェーン制約、公益事業セクターの規制動向、データセンター市場での競争激化が業績の下振れ要因となり得る。

第7位スターリング・インフラストラクチャー(STRL)

Sterling Infrastructure, Inc. | NASDAQ | データセンター基礎工事・建設ソリューション

カテゴリーデータセンター用地開発/道路・橋梁/コンクリート基礎
直近株価目安約690ドル
時価総額目安約200億ドル台

E-Infrastructure(データセンター等の大規模用地開発)、Transportation(道路・橋梁)、Building Solutions(住宅・商業向けコンクリート基礎)の3セグメントで事業を展開。近年はデータセンターや物流施設の用地造成・基礎工事需要の急拡大を追い風に業績・株価ともに大幅に伸びてきた「データセンター建設の隠れた主役」的な銘柄として個人投資家からの注目度が高い。

電気工事人材の確保やモジュール化による生産性向上を進めながら、データセンターキャンパスの大型化・複雑化に対応する体制を強化している。過去1年で株価は大幅に上昇した一方、値動きの荒さも顕著で、セクター全体の売りに連動して急落する場面も見られる。

ポイント
データセンター用地開発(E-Infrastructure)セグメントの高成長が株価牽引役
モジュール化・人材確保でデータセンター案件の大型化に対応

データ
直近株価:約690ドル(2026年7月時点、変動あり)
時価総額:約200億ドル台(変動大)
前回決算:2026年6月3日発表

注意
バリュエーションの高さとボラティリティの大きさが特徴で、セクター全体の地合い悪化時には短期的に大きく下落するリスクがある。

第8位マステック(MTZ)

MasTec, Inc. | NYSE | インフラ建設|通信・クリーンエネルギー・電力・パイプライン

カテゴリー通信インフラ/クリーンエネルギー/パイプライン
直近株価目安約358ドル
時価総額目安約300億ドル

北米全域で通信、クリーンエネルギー・インフラ、電力供給、パイプラインインフラなど幅広い分野のインフラ建設を手掛ける総合インフラ建設会社。光ファイバーなど通信インフラ工事に加え、風力・太陽光・水素などクリーンエネルギー発電設備の設置・建設、データセンターを含む電力供給インフラ工事など、複数の成長分野に事業が分散している点が強み。

過去には石油・ガスパイプライン中心のイメージが強かったが、近年はクリーンエネルギーと電力供給(データセンター向けを含む)の比率が高まり、事業ポートフォリオの重心がシフトしている。2025年10-12月期には売上・EPSともに市場予想を上回る決算を発表した。

ポイント
通信・クリーンエネルギー・電力・パイプラインの4本柱による分散型事業構造
データセード向け電力供給インフラ需要の取り込みが進む

データ
直近株価:約358ドル(2026年7月時点、変動あり)
時価総額:約300億ドル
次回決算:2026年7月30日予定

注意
受注型ビジネスのため四半期ごとの案件の進捗・タイミングで業績のブレが生じやすく、株価もボラティリティが大きい。

第9位エイコム(ACM)

AECOM | NYSE | インフラコンサルティング・設計|世界最大級

カテゴリーインフラ設計・計画/交通・水インフラ/プログラムマネジメント
直近株価目安約72ドル
時価総額目安約93億ドル

世界最大級のインフラコンサルティング企業。交通、施設、水、環境、エネルギーなど幅広い分野で、政府・企業向けにアドバイザリー、計画、建築・エンジニアリング設計、建設・プログラムマネジメントサービスを提供する。実際に建物を造るのではなく、大型インフラ事業の「設計・計画・監督」を担う点が他の建設関連銘柄との違いだ。

鉄道・橋梁・水インフラなど世界各地の大型公共事業で選定される実績が多く、シンガポールやオーストラリア、カナダなど国際案件も豊富。一方で2026年に入り株価は52週高値から大幅に下落しており、会計・開示を巡る調査報道も出るなど、短期的には逆風もみられる。

ポイント
「造る」のではなく「設計・計画・監督」を担う高付加価値ビジネスモデル
鉄道・水インフラなど世界の大型公共事業での豊富な受注実績

データ
直近株価:約72ドル(2026年7月時点、変動あり)
時価総額:約93億ドル
52週安値〜高値:約66〜136ドル

注意
2026年に入り株価が年初来で大きく下落し、一部で会計・開示に関する調査報道も出ている点には注意が必要。投資判断の前に最新のIR情報を確認したい。

第10位ジェイコブズ・ソリューションズ(J)

Jacobs Solutions Inc. | NYSE | エンジニアリング・コンサルティング|水・重要インフラ特化

カテゴリー水インフラ/政府関連施設/コンサルティング
直近株価目安約130ドル
時価総額目安約154億ドル

水・環境・交通など重要インフラ分野に強みを持つエンジニアリング・コンサルティング企業。Critical Mission Solutions(政府・防衛・サイバーセキュリティ等)とPeople & Places Solutions(都市インフラ・建築・水インフラ等)の2セグメント体制で、公共性の高い長期契約を多く抱えることが業績の安定性につながっている。

米国内の高速道路改良工事の建設管理や、風力発電のオーナーズエンジニア業務など、再生可能エネルギー分野でも受注を積み上げている。過去1年の株価はやや軟調に推移しているが、水インフラという構造的な成長分野へのエクスポージャーは中長期で評価されやすいテーマだ。

ポイント
水・環境インフラという構造的な成長テーマへの高いエクスポージャー
政府関連の長期契約が多く業績の安定性が比較的高い

データ
直近株価:約130ドル(2026年7月時点、変動あり)
時価総額:約154億ドル
予想配当利回り:約1.0%前後

注意
政府予算・公共事業の執行タイミングに業績が左右されやすく、財政政策の変化が受注ペースに影響を与える可能性がある。

10銘柄比較一覧表

順位銘柄名(ティッカー)市場株価目安時価総額目安特徴
1キャタピラー (CAT)NYSE約930ドル約4,330億ドル建設機械・重機|世界最大手
2ユナイテッド・レンタルズ (URI)NYSE約1,065ドル約470億ドル建設・産業機械レンタル|北米最大手
3バルカン・マテリアルズ (VMC)NYSE約290ドル約370億ドル骨材(砕石・砂利)|全米最大手
4マーティン・マリエッタ・マテリアルズ (MLM)NYSE約600ドル約370億ドル骨材(砕石・砂利)|業界2位手
5イートン (ETN)NYSE約407ドル約1,576億ドル電力管理機器|データセンター電源インフラ
6クアンタ・サービシーズ (PWR)NYSE約650ドル約974億ドル電力インフラEPC|送配電網工事最大手
7スターリング・インフラストラクチャー (STRL)NASDAQ約690ドル約200億ドル台データセンター基礎工事・建設ソリューション
8マステック (MTZ)NYSE約358ドル約300億ドルインフラ建設|通信・クリーンエネルギー・電力・パイプライン
9エイコム (ACM)NYSE約72ドル約93億ドルインフラコンサルティング・設計|世界最大級
10ジェイコブズ・ソリューションズ (J)NYSE約130ドル約154億ドルエンジニアリング・コンサルティング|水・重要インフラ特化

投資判断で押さえておきたい3つのポイント

① データセンター特需の「恩恵の受け方」は銘柄ごとに異なる

一口に「データセンター関連」といっても、用地開発(STRL)、電力管理機器(ETN)、送配電網工事(PWR)、バックアップ電源(CAT)など、どの工程で収益を上げているかは銘柄ごとに異なる。テーマの重複を避けつつ分散したい場合は、この違いを意識した銘柄選びが有効だ。

② 骨材・重機メーカーは公共インフラ予算の動向がカギ

バルカン・マテリアルズやマーティン・マリエッタのような骨材メーカーは、連邦・州レベルの道路インフラ予算の執行ペースに業績が左右されやすい。予算の議会承認状況や執行スケジュールのニュースには継続的に注意を払いたい。

③ ボラティリティを踏まえた分散投資が望ましい

スターリング・インフラストラクチャーやエイコムのように、短期間で株価が大きく変動した銘柄も含まれる。個別銘柄への集中投資はリスクが大きいため、複数銘柄・複数分野への分散、あるいはインフラ関連ETFの活用も選択肢として検討したい。

よくある質問(FAQ)

Q. 建設・インフラ関連の米国株が2026年に注目される理由は?
A. 最大の理由はAIデータセンター建設ブームによる特需だ。データセンターの用地開発、電力供給インフラ、電力管理機器といった分野で建設・インフラ関連企業への発注が急増している。加えて老朽化した送配電網の更新需要、道路・橋梁など公共インフラ投資の継続も業績の下支え要因となっている。

Q. 建設・インフラ関連株にはどのような種類があるか?
A. 大きく分けて、①キャタピラーやユナイテッド・レンタルズのような建設機械メーカー・レンタル会社、②バルカン・マテリアルズやマーティン・マリエッタのような骨材(砕石・砂利)メーカー、③イートンやクアンタ・サービシーズのような電力インフラ関連企業、④エイコムやジェイコブズ・ソリューションズのようなエンジニアリング・コンサルティング企業に分類できる。

Q. データセンター建設の恩恵を受けやすい銘柄はどれか?
A. イートン(ETN)は電力管理機器、クアンタ・サービシーズ(PWR)は送配電網工事、スターリング・インフラストラクチャー(STRL)はデータセンター用地開発、キャタピラー(CAT)はバックアップ電源用発電機で、それぞれ異なる切り口からデータセンター特需の恩恵を受けやすい銘柄とされる。

Q. 建設・インフラ関連株の主なリスクは何か?
A. 景気敏感セクターであるため、金利上昇や建設投資の減速局面では業績・株価が下押しされやすい。また骨材メーカーは燃料コスト、電力インフラ企業はサプライチェーン制約や規制動向、コンサル系企業は公共予算の執行タイミングといった、企業タイプごとに異なるリスク要因を抱えている点にも注意したい。

Q. 建設・インフラ株に投資する際のポイントは?
A. 単一銘柄への集中投資はボラティリティが大きくなりやすいため、重機・資材、電力インフラEPC、エンジニアリング・コンサルティングなど異なる業態を組み合わせて分散することが有効だ。また各社の受注残高(バックログ)や次回決算日を確認し、業績モメンタムの変化を継続的にチェックすることが望ましい。

まとめ

2026年の建設・インフラ関連米国株は、AIデータセンター建設ブームという新たな追い風を受け、従来の「景気敏感株」というイメージを超えた注目テーマとなっています。キャタピラーやユナイテッド・レンタルズのような重機・レンタル大手、バルカン・マテリアルズやマーティン・マリエッタのような骨材大手に加え、イートンやクアンタ・サービシーズ、スターリング・インフラストラクチャー、マステックといった電力インフラ関連銘柄、そしてエイコムやジェイコブズ・ソリューションズのようなエンジニアリング・コンサルティング企業まで、多様な切り口から投資機会を検討できます。

いずれの銘柄も景気動向や金利、公共予算の執行ペースなど外部環境の影響を受けやすいため、単一銘柄への集中を避け、事業モデルの異なる複数銘柄への分散投資を軸に、中長期的な視点でポートフォリオに組み込みことも検討することをおすすめします。

免責事項:本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断は自己責任で行ってください。
株式投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で行ってください。

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