【2026年下半期】 東証グロース注目銘柄10選を完全解説

【2026年下半期】 東証グロース注目銘柄10選を完全解説

はじめに:2026年下半期のグロース市場を読む

2026年の日本株市場は、米国の利下げ転換・円安の一服・国内賃上げによる個人消費回復という三重の追い風を受けながらも、地政学リスクや中国経済の動向といった不確実性の中で推移しています。

こうした環境下で、東証グロース市場に上場する成長企業への注目は依然として高く、特にAI・宇宙・DX・人材テックなどの分野では、業績の急拡大とともに株価も大きく動いています。本記事では、2026年下半期に注目すべきグロース銘柄10社を徹底解説します。

東証グロース250 注目銘柄15選【2026年版】

【2026年下半期】 東証グロース注目銘柄10選

※本記事は2026年6月の情報です。最新情報は四季報やトレードアプリでご確認ください
※株価はYahoo!ファイナンスに遷移します

注目銘柄1【3491】GA technologies(不動産業)

おすすめポイント:不動産×AIで業界を変革するプロップテックの旗手

株価1,560円PBR2.09倍
PER11.73倍配当利回り0.83%
セクター不動産業コード3491

GA technologiesは、AI・テクノロジーを活用した不動産取引プラットフォーム「RENOSY」を展開する不動産テック企業です。物件の仕入れから販売・管理までをデジタル化し、投資用マンション市場においてDXを推進しています。2026年下半期は、AIを活用した自動審査・契約処理の高度化や、海外(東南アジア)展開の本格化が期待されます。PER11.73倍という水準はプロップテック銘柄としては相対的に割安感があり、業績の安定成長と相まって再評価余地が大きいと見られています。配当利回りは0.83%もあり、着実な株主還元の姿勢を示しています。

注目銘柄2【3905】データセクション(情報・通信業)

おすすめポイント:前月末比+312.9%という驚異の急騰!AIデータ基盤の新星

株価6,140円PBR8.83倍
PER22.45倍配当利回り0.00%
セクター情報・通信業コード3905

データセクションは、AI・機械学習向けのデータ収集・アノテーション・基盤構築サービスを提供する企業です。2026年5月時点で前月末比+312.9%という東証グロース市場でも群を抜く急騰を記録しており、AI需要爆発の直接的な恩恵を受ける企業として市場の注目を一身に集めています。大手テクノロジー企業への学習データ提供や、国内AIスタートアップ向けのMLOpsプラットフォーム展開が評価されています。2026年下半期も生成AI関連需要の拡大を背景に高い成長継続が期待される本命銘柄です。

注目銘柄3【378A】ヒット(サービス業)

おすすめポイント:配当利回り1.92%×PER16倍の安定成長型サービス株

株価2,074円PBR2.56倍
PER16.01倍配当利回り1.92%
セクターサービス業コード378A

ヒット(378A)は、繁華街やロードサイドに電子・アナログ看板を保有・運営する屋外広告企業です。単に広告媒体を販売するにとどまらず、社内で屋外広告開発の専門家を独自に育成する体制を構築しており、企画から制作・掲出までを一気通貫で提供できる点が強みです。デジタルサイネージ(電子看板)の需要拡大とともに、立地競争力の高い媒体資産を継続的に積み上げており、安定した広告収益基盤を形成しています。PER16.01倍・配当利回り1.92%という水準はグロース市場では安定感のある水準で、2026年下半期もインバウンド需要の回復や消費マインドの改善を追い風に広告出稿の増加が期待されます。

注目銘柄4【186A】アストロスケールホールディングス(サービス業)

おすすめポイント:宇宙ゴミ除去という唯一無二ミッション――宇宙版クリーニング業の世界覇者候補

株価2,739円PBR37.42倍
PERN/A配当利回り0.00%
セクターサービス業コード186A

アストロスケールホールディングスは、宇宙デブリ(軌道上の廃棄衛星・破片)の除去・回収サービスを世界で初めてビジネス化しようとしている宇宙テック企業です。前月末比+112.9%という驚異的な上昇は、JAXAやESA(欧州宇宙機関)との共同実証実験の成功報告が材料となりました。衛星コンステレーション(大規模衛星群)の急増により、軌道上クリーニングの需要は今後10年で急増するとされており、世界で唯一この市場を開拓している同社の先行者優位は計り知れません。超長期の宇宙インフラ銘柄として注目中です。

注目銘柄5【4259】エクサウィザーズ(情報・通信業)

おすすめポイント:社会課題解決×AIコンサルで急成長する「AI社会実装」の先駆者

株価1,201円PBR25.50倍
PERN/A配当利回り0.41%
セクター情報・通信業コード4259

エクサウィザーズは、介護・医療・金融・製造など社会インフラ領域へのAI実装を専門とするAIソリューション企業です。単なるシステム開発にとどまらず、業務プロセス全体の変革を伴う「AI社会実装」を強みとし、前月末比+67.5%という急騰はChatGPT等の生成AI活用案件の受注急増が材料となりました。2026年下半期は政府のDX推進政策との親和性が高く、自治体・医療機関向けのAIソリューション展開の加速が期待されます。社会的意義と収益性を両立させたビジネスモデルが評価されています。

注目銘柄6【464A】QPSホールディングス(情報・通信業)

おすすめポイント:小型SAR衛星コンステレーションで地球観測ビジネスを変革する宇宙新興

株価4,060円PBR16.20倍
PER453.05倍配当利回り0.00%
セクター情報・通信業コード464A

QPSホールディングスは、小型合成開口レーダー(SAR)衛星を独自開発・運用し、全天候・昼夜問わず地球観測データを提供する宇宙スタートアップです。衛星コンステレーションの構築が進むにつれ、準リアルタイムでの地球観測サービスが可能となり、防災・農業・インフラ監視・安全保障など多様な市場向けのデータビジネスが展開できます。前月末比+61.1%の急騰は、政府の宇宙利用拡大政策と新規顧客獲得報告が背景です。日本発の宇宙ビジネスの本命株として国内外から熱視線が集まっています。

注目銘柄7【421A】ムービン・ストラテジック・キャリア(サービス業)

おすすめポイント:高度専門人材特化型転職エージェントで人的資本経営の波に乗る

株価2,842円PBR5.75倍
PER13.71倍配当利回りN/A
セクターサービス業コード421A

ムービン・ストラテジック・キャリアは、経営コンサルタント・投資銀行・IT戦略など高度専門職に特化した転職エージェント事業を展開する企業です。前月末比+35.9%の上昇は、企業の人的資本開示・人材戦略強化の流れに乗り、中上位ポジションの転職需要が急増していることを反映しています。PER13.71倍は人材業界の中では割安感があり、コンサル・外資系金融市場への深い人脈と専門性が高い参入障壁を形成しています。2026年下半期も旺盛な転職需要が続く見通しで、業績拡大が期待されます。

注目銘柄8【278A】Terra Drone(精密機器)

おすすめポイント:世界50カ国以上で展開するドローン×エアモビリティの国際的リーダー

株価9,690円PBR20.18倍
PERN/A配当利回り0.00%
セクター精密機器コード278A

Terra Droneは、産業用ドローンソリューションの開発・提供において世界最大級の規模を誇るドローンテック企業です。測量・点検・物流・農業など幅広い産業向けにドローンサービスを展開し、50カ国以上でのグローバル事業展開が最大の強みです。また、空飛ぶクルマ(eVTOL)向けのUTM(ドローン交通管理システム)開発にも注力しており、次世代エアモビリティインフラの整備においても重要な役割を担っています。2026年下半期は、国内ドローン目視外飛行の規制緩和と海外での大型インフラ点検契約の獲得が業績拡大の鍵を握ります。日本発で世界に打って出るドローン市場のグローバルプレイヤーとして高い注目を集めています。

注目銘柄9【558A】SQUEEZE(サービス業)

おすすめポイント:宿泊施設DXのプラットフォーマーとして観光業のデジタル変革を牽引

株価5,270円PBR9.26倍
PER33.39倍配当利回り0.00%
セクターサービス業コード558A

SQUEEZEは、ホテル・旅館・民泊施設向けの運営管理プラットフォームを提供するホスピタリティテック企業です。チェックイン・チェックアウトの無人化、客室管理、収益最適化(レベニューマネジメント)をワンストップで提供し、人手不足に悩む宿泊業界のDXを支援しています。前月末比+58.0%という大幅上昇は、インバウンド旅行者数の過去最高更新と宿泊施設のDX投資拡大が追い風となったためです。2026年下半期も訪日外国人需要の継続的な増加と、管理施設数の急拡大が成長ドライバーとなります。

注目銘柄10【135A】VRAIN Solution(情報・通信業)

おすすめポイント:AIアルゴリズムで製造・物流の最適化を実現するオペレーションズ・リサーチの革命児

株価4,200円PBR20.72倍
PER44.32倍配当利回り0.00%
セクター情報・通信業コード135A

VRAIN Solutionは、数理最適化・AIアルゴリズムを活用して製造・物流・サプライチェーンの業務効率化を支援するディープテック企業です。複雑な制約条件の下でコストや時間を最小化する「オペレーションズ・リサーチ(OR)」の高度技術を持ち、大手製造業・小売業・物流企業を顧客に持ちます。前月末比+29.4%の上昇は、大手顧客との大型契約締結と業績上方修正が材料となりました。2026年下半期は、サプライチェーン最適化需要の拡大とAI活用によるROI(投資対効果)の可視化が追い風となり、さらなる顧客開拓が期待されます。日本の製造業DXを数理最適化で支える希少なポジションの企業です。

まとめ:2026年下半期のグロース株投資戦略

今回ご紹介した10銘柄を振り返ると、AI×データ(データセクション・エクサウィザーズ)宇宙テック(アストロスケール・QPSホールディングス)不動産テック(GA technologies)ドローン(Terra Drone)・DX(SQUEEZE)数理最適化AI(VRAIN Solution)人材・サービス(ムービン・ヒット) と、2026年の成長テーマを横断した多彩なポートフォリオになっています。

グロース株は短期的な株価変動が大きく、業績未達リスクも伴いますが、5〜10年単位での市場変革を先取りできる銘柄が揃っています。決算短信・投資家向け説明資料を定期的に確認し、中長期的な視点で銘柄を精査することが重要です。

本記事が皆さまの投資判断の一助となれば幸いです。引き続き最新の市場情報をお届けしてまいります。

免責事項:本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断は自己責任で行ってください。株式投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で行ってください。

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